校長室から

2024年も皆様に大変お世話になり感謝申し上げます

 2024年御用納めとなりました。本年も本校の教育活動に、保護者や同窓会の皆様をはじめ、関係機関の皆様、地域の皆様に多大なご支援ご協力をいただきましたことに、学校を代表いたしまして感謝申し上げます。 

 総合学科の完成年度となる2024年は、生徒たちが笑顔で清々しく教育活動を実践している様子が随所に見受けられました。2025年も地域に愛され大切にされる千歳北陽高等学校を目指し、生徒や保護者の皆様や地域の皆様とともに、私たち教職員も一丸となって教育活動を実践し、さらに探究して参りますので、引き続き温かいご支援とご協力をお願い申し上げます。

2025年は家庭科で作製した正月飾りと綺麗なシクラメンが来客用玄関でお客様をお迎えします

PTAボウリング大会

 今年もこの時期、千歳フジボウルを会場に「PTAボウリング大会」を開催しました。多くの保護者の皆様(生徒3名含)の参加をいただきながら、ハイスコアを連発する人、頭の中と結果とがかみ合わなかった人等々、参加者全員の笑顔と声援が響き渡りました。次回のPTA行事においても多くの参加をお待ちしております。皆様大変お疲れ様でした。

ゲーム終了後 参加者全員での一コマ

左:優勝(2連覇達成)  2年次 阿部くんの保護者様(スコア186)

左:準優勝  2年次 阿部くん(スコア182)、右:古主教頭先生

左:第3位  屋敷先生(スコア178)、右:古主教頭先生

半導体に係る出前授業

 公立千歳科学技術大学電子光工学科教授 山田崇史 様を講師に「半導体の技術と動向」と題し、半導体と半導体産業について分かりやすく授業をしていただきました。これは、北海道経済部次世代半導体戦略室主催「半導体産業に係る複合拠点化事業(出前講座・体験教室)委託業務」によるもので、今年度、全道の高校では25校で開催される予定です。

 千歳市に参入予定のラピダスをはじめとした半導体関連企業のことや、半導体の基本的なところから学びたいという生徒たちの思いを実現するために、是非お願いしたいと年度当初から要望していたものでした。せっかくの機会ですので、特定の年次に限らず全校生徒を対象としながら、保護者の皆様にも広くお声がけし、多くの保護者の皆様にも受講いただきました。

 本校では引き続き、地域に愛され大切にされる高校を目指しながら、地域に貢献する人材を育んで参ります。

(右)公立千歳科学技術大学電子光工学科教授 山田崇史 様

生徒代表からの謝辞

第7回ちとせ介護グランプリ

 12月7日(土) 北ガス文化ホール(千歳市民文化センター)にて「第7回ちとせ介護グランプリ」が開催されました。本校からは執行部執行部やボランティア部、吹奏楽局が運営のお手伝いをさせていただきました。地域の皆様からのお声がけから、生徒たちの貴重な学びの機会をいただいております。また、参加された多くの皆様から、生徒や引率教員へ温かいお言葉・ご支援をいただきました。地域の皆様のために、自分が何か役割を果たせているという思いを、生徒自身が感じ取れることは、生徒の自信に繋がります。引き続き、生徒たちや教員へのご支援をよろしくお願いいたします。

(左)開会式にて吹奏楽局がクリスマスソングで演出

2年次「保育基礎」 児童虐待防止推進の啓発活動への感謝

 2年次の保育基礎において、児童虐待防止推進の啓発活動のために「オレンジリボン」を300個作成し寄付させていただきました。この啓発活動が子どもの安心・安全に暮らせる社会の形成に大きく貢献しているとの評価をいただき、千歳市要保護児童地域ネットワーク協議会 様からの感謝状を、千歳市こども福祉部こども家庭課長 前田陽子 様より授与されました。生徒たちの学習活動が、地域の皆様(子どもたち)に貢献できているというご評価は、生徒はもちろんですが、私たち教職員の励みにもなります。ありがとうございました。「千歳北陽Topics」には生徒の感想等も掲載していますので併せてご覧ください。

 ところで「オレンジリボン運動」ってご存じですか?「オレンジリボン運動」は、子ども虐待防止のシンボルマークとしてオレンジリボンを広めることで、子ども虐待をなくすことを呼びかける市民運動です。オレンジリボン運動を通して子どもの虐待の現状を伝え、多くの方に子ども虐待の問題に関心を持っていただき、市民のネットワークにより、虐待のない社会を築くことを目指しています。詳細はこちらをご覧ください【https://www.orangeribbon.jp/】【https://kodomoshien.cfa.go.jp/no-gyakutai/orangeribbon/】。

千歳市こども福祉部こども家庭課長 前田陽子 様より感謝のことば

千歳市要保護児童地域ネットワーク協議会 様から感謝状の授与

生徒が作成したオレンジリボン

「千歳市千歳学」出前講座(新千歳空港の発展と歴史)

 3年次千歳学総合講義Aにおいて「空港開港100年まであと2年・新千歳空港の発展と歴史」について、千歳市企画部空港政策課空港調整係長 甲木洋実 様、同空港政策係主事 小西鷹人 様を講師にお招きし出前授業を行いました。

 千歳における空港の始まりは、今から約98年前の1926年(大正15年)10月22日、当時の千歳村民勤労奉仕により造成した「長さ200M、幅110M」の着陸場に、小樽新聞社(現北海道新聞社)所有の復葉機「北海」第1号が着陸したときからだということ。あと約2年で開港100年を迎えることなど、歴史的経緯や空港の未来像について学ぶことができました。

千歳市企画部空港政策課空港調整係長 甲木洋実 様(中央)による授業

科学部 令和6年度科学(理科)教育活動実践クラブ表彰

 公益財団法人北海道科学文化協会様から、今年度の科学(理科)に関する教育活動に優れた成果をあげているクラブとして、本校の「科学部」が選出されました。本日、北海道科学文化協会理事長 伊藤文明 様から「表彰状と盾、副賞(賞金)」が贈呈されました。

 科学部は令和2年度から「尿素結晶の発生条件」についての研究、令和4年度から「エッグドロップコンテストにおける落下物の効率性」についての研究、令和5年度より「お米でつくるヨーグルト」についての研究を継続的に進めています。また、高文連理科研究発表大会において、上記の研究は注目を集めており、他校においても関連研究が散見されるようになりました。これらの研究が北海道内の理科系部活動の発展・拡大において大きく貢献をしたという評価がされ、今回の受賞となりました。科学部の皆さん、おめでとうございます。

北海道科学文化協会理事長 伊藤文明 様(左)から賞状授与

北海道科学文化協会理事長 伊藤文明 様(左)から盾の授与

北海道科学文化協会理事長 伊藤文明 様(左)から副賞の授与

科学部の生徒と顧問の松田教諭(左後)

「進路ミュージカル(線路は続くよどこまでも)」鑑賞

 本校と高専連携協定先である学校法人滋慶学園が運営されている、札幌ミュージック・ダンス放送専門学校及び札幌デザイン&テクノロジー専門学校による進路ミュージカル「線路は続くよどこまでも」を2年次生が鑑賞しました。

 進路実現に向けて、自らどう考え行動すべきか、さらに見学旅行を終え、これからの高校生活をいかに探究していくか、ステージ上でのミュージカルを「自分ごと」として捉えることができる絶好のチャンスをいただきました。私は過去に数回、この進路ミュージカルを鑑賞させて頂いておりますが毎回感動しています。5年ぶりとなる本校での開催に感謝申し上げます。

 また、主役を演じた札幌ミュージック・ダンス放送専門学校3年生の土居優癒(どいゆうや)さんは本校の卒業生です。本校では生徒会長を務めていました。土居さんの当時の担任だった森尾進路指導部長は、土居さんの逞しく成長した姿を温かく見守っていました。

出演者だけではなく音響や照明等、たくさんのスタッフが舞台を支えています

ステージ上中央(警察官役)の土居優癒さんを見守る森尾進路指導部長

有限会社マルイケ生杉共電様から同窓会に目録贈呈

 このたび創立60周年を迎えられた有限会社マルイケ生杉共電様から、本校同窓会に目録を頂戴しました。同社代表取締役の生杉泰志様から、本校の学習活動の充実のために利用してほしい旨のお話しがありました。重ねてお礼申し上げます。

 金山学同窓会長から感謝状を贈呈(校長代理)さていただきました。引き続き、本校へのご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

(右)有限会社マルイケ生杉共電 代表取締役 生杉泰志 様

岩倉建設株式会社様へ感謝状の贈呈

 2年次の工業技術基礎における測量実習等で大変お世話になっています、岩倉建設株式会社様に感謝状を贈呈させていただきました。昨年から最新の測量機器を揃え、生徒が専門的な知識や技術を体験的に学べるよう、多くの優秀な社員様を本校に派遣いただいております。重ねてお礼申し上げます。引き続き、ご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

(右)岩倉建設株式会社 代表取締役社長 鈴木泰至 様