校長室から

「あいさつを大切にできる」大人になってほしい

 学校の朝は早く、本校では教職員の打合せを8時過ぎから行っています。私は打合せ場所となる職員室に入る際、全教職員に聞こえるように「みなさん、おはようございます!」と必ず朝のあいさつをします。全教職員が「おはようございます!」とあいさつを返してくれます。清々しい仕事の始まりです。

 打合せを終え、今度は3年次のホームルーム、2年次のホームルーム、1年次のホームルームと各フロアを歩きながら生徒たち、それぞれの目を見て「おはようございます!」と今朝もあいさつをしました。「おはようございます!」、なかには、「(あっ、)校長先生おはようございます。」と、校長先生まで付けてあいさつをしてくれる生徒もいます。清々しい学校の始まりです。

 今年度始め、全校生徒を前に私から話す機会があり、とある朝の情報番組の動画(1分弱のもの)を見てもらいました。『♬今日もいい日になるように、いつでも笑ってやさしくね!♪ ♫今日もいい日になるように、誰かに笑顔で、ありがとう!♬』 大人4人が「シマエナガダンス」なるものを最高の笑顔で唄って踊る動画です。毎朝午前7時になると「この」時間です。私はこれを見て自分自身に言い聞かせています。 

 あいさつをして、もしくは、あいさつをされて、イヤな気持ちになる人はいないと信じています。今日もいい日になるように、いつでも笑ってやさしく。今日もいい日になるように、誰かに笑顔でありがとう。本校生徒には、家庭でも、外でも「あいさつを大切にできる」大人になってほしいと思います。