校長室から

「時間を守る」大人になってほしい

 私は最も多くの保護者の皆様が来校される日となる入学式に、保護者の皆様に本校の教育活動へのご支援ご協力をお願いしています。今年度の入学式式辞ではこのように申し上げました。「(中略)本日から、お子様の将来を見据えて、私たち教職員は教育活動に邁進いたしますが、教育効果を上げるためには、ご家庭の格別のお力添えが必要不可欠です。「子どもは親や教師の『いう通り』にはならないが、『する通り』になる」と言います。「なって欲しい子どもの姿」を保護者の皆様と、私たち教職員が共通に思い描き、人生の先輩として、懸命に生きる「後ろ姿」を示していくことが大切であると私は考えます。何卒、本校の教育方針をご理解いただき、ご支援とご協力をお願い申し上げます。」

 さて、私が本校に着任して気になることがあります。その1つが「遅刻」です。先週、6月12日(水)~14日(金)まで前期中間考査を行いました。12日~14日の考査期間中の遅刻者数は全校で各日とも「1名」。総じて年4回行われる何れの考査中も遅刻者数は、ほぼ「ゼロ」です。しかしながら考査を終え、始めての登校日となった昨日は、全校で14名(1年次8名、2年次2名、3年次4名)、本日は全校で15名(1年次8名、2年次1名、3年次6名)と激増しています。

 本校では高校を卒業して就職する生徒も少なくありません。大学に進学すれば高校のような担任制は、ほぼありません。遅刻するも、しないも本人次第。すべて本人の責任です。高校生のうちに「時間を守る」ことを当たり前のことと体感できるようになってほしいと思います。

 当然ながら、今後も学校として遅刻指導は粘り強く行います。私たち教職員も「率先垂範」に努めて参ります。どうかご家庭におかれましても、お子様の「時間を守る」ことへのご指導を、引き続きお願い申し上げますとともに、遅刻者「ゼロ」の学校に向けたご協力をお願いいたします。本校生徒には「時間を守る」大人への成長を期待しています。

「北海道高等学校PTA連合会大会北見大会」に参加

 北海道高等学校PTA連合会(道高P連)主催で、6月8日(土)~9日(日)に北見市で行われた、第73回北海道高等学校PTA連合会大会(北見大会)に参加してきました。この5月に退任されました加来前PTA会長、新任の榊PTA副会長、PTA担当の龍総務部長とともに4名で参加しました。

 大会主題「新時代をひらく若者を共に支えよう~本音の語らいから生まれるPTAの活力~」のもと、全体会・講演会、4つの分科会が、北見市民会館などで行われ、全道各地から約600人が参加しました。

 初日、北見市民会館で行われた開会式では、冒頭、村井為敦道高P連会長(旭川東高校PTA会長)から、学校を取り巻く様々な課題を踏まえ「われわれPTAが先生を守ろう。先生の応援団になろう。それこそが必ず子どものためになる。先生が時間や心に余裕を持って一人ひとりの子どもに接することが大切」との熱いメッセージが語られ、会場は大いに盛り上がりました。

 続く全体会では、産婦人科専門医・タレントの丸田佳奈さん(網走市出身、北見北斗高校卒)から、「北海道の若者が全国で活躍する未来への期待~地方出身を長所に!~」と題して講演がありました。

 2日目は、北見北斗高校で行われた第4分科会に参加し、「地域との連携による、地域に根ざした特色ある学校づくりについて」、湧別高校の事例を基にグループに分かれて協議を行いました。

 野幌高校PTAの皆様、札幌丘珠高校PTAの皆様、函館商業高校PTAの皆様など、他校のPTAの皆様とも交流を深めることができ有意義な2日間となりました。

 また、この北見大会で道高P連より、加来前PTA会長に感謝状贈呈がありましたことをご報告いたしますとともに、これまで本校にご尽力いただいた加来前PTA会長に、学校を代表いたしまして感謝申し上げます。ありがとうございました。

第4分科会(北見北斗高校)にて

第4分科会 会場の様子 

「校長室から」を開設

北海道千歳北陽高等学校長の渡辺と申します。よろしくお願いいたします。

本校Webのリニューアルに伴いまして「校長室から」を開設しました。

適宜、発信して参りますので、ご覧くだされば幸いです。