2025年2月の記事一覧

卒業式の前夜に…

 今日、久々に登校した3年次生。明日の卒業式のための予行、ひとつひとつの指示に耳を傾けながら、自分の動き、クラスの動きを確認していました。そして3年次生が下校した後、すでに19時を過ぎた教室から、灯りがもれていました。

 明日の高校生活最後のホームルーム。担任・副担任の想いが、皆さんの心に伝わることを願っています。その想いをどうぞ心で感じ取ってほしいと思います。皆さんの力で素敵な卒業式にしましょう。

同窓会入会式

 卒業式予行を終えて、同窓会入会式が行われました。金山 学 同窓会長より、同窓会への歓迎のことばを頂戴し、記念品として卒業証書授ホルダーが全員に贈呈されました。明日の卒業証書授与式で受け取る卒業証書を、同窓会から頂いたホルダーに入れて大切に保管してください。皆さんがこのホルダーを、また開くのはいつ・どんなこと(理由)で開くのかな? 

 明日は皆さんの力で素敵な卒業式にしましょう。そして、今後は同窓会の一員として、母校と後輩たちの応援をよろしくお願いします。

壇上:金山 学  同窓会長

公立千歳科学技術大学 教職課程研修会での講演

 2月22日(土) 令和6年度 公立千歳科学技術大学教職課程研修会でお話しさせていただく機会がありました。当日は千歳科学技術大学出身の中学校及び高等学校の教諭17名、学生20名、教職員6名が参加され、私の拙い話しに耳を傾けてくださいました。私の講演の前に行われた実践報告や研究協議を拝聴しましたが、とても質の高い協議がなされておりました。

 講演テーマとして大学から頂戴したのが「若手教員と教員を目指す学生への助言」。人手不足が社会的な課題として取り上げられている今、教員の人材育成も喫緊の課題といえます。今後も公立千歳科学技術大学との高大連携を、様々な形で実現できるよう努めていきます。

体育館の遮光カーテンを新調

 体育館の窓を覆う大きな遮光カーテンを52年ぶりに新調しました。つまり52年前の開校以来の真新しい遮光カーテンとなります。これまで大切に使用してきたとは言え、カーテンの劣化とレール部分の故障が重なりながらの使用でした。この度、工事を無事に終え、卒業証書授与式に間に合わせることができて本当に良かったです。生徒の皆さんも、劣化したカーテンの隙間から入る日光の眩しさからも解放され、元気に体育授業に励んでいます。新調にあたっては、同窓会やビリジアン後援会等から多くのご支援を頂きました。ありがとうございました。大切に使わせていただきます。

新しくなった遮光カーテン

Before(もはや遮光とは言えないような気が・・・)

After(新しいカーテンは本校のスクールカラーであるビリジアン)

総合英語(新千歳空港で外国人利用客へのインタビュー)

 千歳北陽Topicsでも紹介しました、私たちの地元である新千歳空港での英語活用。担当教諭は独自の教材開発を科目開講当初から継続的に行い、生徒たちもその課題に真摯に取り組みながら、いざ新千歳空港へと向かいました。見知らぬ外国人に対峙し、英語を使ってコミュニケーションを図ることは、とても勇気の要ることだと思います。また、教室で得たものだけではなく、円滑にコミュニケーションを図る上で大切な、笑顔での挨拶や柔らかい表情、優しい声のトーンなど、非言語の要素が必要不可欠です。

 担当教諭から報告がありました。「新千歳空港で見せた生徒たちの表情はとても明るく、時には自信に満ちたようだった。生徒の持っている協働力と英語でのコミュニケーション力を信じて良かった。これからも生徒が目的意識を持ちながら学び、それを日常のあらゆる場面で試行する時間と場所を提供し生徒の成長を促していきたい。」

 ある生徒が外国人と間違え日本人の男性に「Excuse me?」と声をかけました。インタビュー活動を頑張ろうと思い切った行動でした。その日本人男性は「英語で応えようかな?」と一度考えましたが、高校生の教育活動と知り自分が日本人であることを生徒に伝えました。この男性は引率した担当教諭に「何の授業ですか?」と声をかけてくださいました。担当教諭は総合英語の授業の一環であることをお伝えしました。「素晴らしい取り組みですね!これからも是非このような活動を続けてください!」と、お褒めの言葉をいただきました。生徒たちの活動が認められたことは生徒にも、そして引率教諭にとっても大きな喜びとなりました。インタビューに協力してくださった世界の利用客の皆様をはじめ、新千歳空港の関係者の皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。