総合英語(新千歳空港で外国人利用客へのインタビュー)

 千歳北陽Topicsでも紹介しました、私たちの地元である新千歳空港での英語活用。担当教諭は独自の教材開発を科目開講当初から継続的に行い、生徒たちもその課題に真摯に取り組みながら、いざ新千歳空港へと向かいました。見知らぬ外国人に対峙し、英語を使ってコミュニケーションを図ることは、とても勇気の要ることだと思います。また、教室で得たものだけではなく、円滑にコミュニケーションを図る上で大切な、笑顔での挨拶や柔らかい表情、優しい声のトーンなど、非言語の要素が必要不可欠です。

 担当教諭から報告がありました。「新千歳空港で見せた生徒たちの表情はとても明るく、時には自信に満ちたようだった。生徒の持っている協働力と英語でのコミュニケーション力を信じて良かった。これからも生徒が目的意識を持ちながら学び、それを日常のあらゆる場面で試行する時間と場所を提供し生徒の成長を促していきたい。」

 ある生徒が外国人と間違え日本人の男性に「Excuse me?」と声をかけました。インタビュー活動を頑張ろうと思い切った行動でした。その日本人男性は「英語で応えようかな?」と一度考えましたが、高校生の教育活動と知り自分が日本人であることを生徒に伝えました。この男性は引率した担当教諭に「何の授業ですか?」と声をかけてくださいました。担当教諭は総合英語の授業の一環であることをお伝えしました。「素晴らしい取り組みですね!これからも是非このような活動を続けてください!」と、お褒めの言葉をいただきました。生徒たちの活動が認められたことは生徒にも、そして引率教諭にとっても大きな喜びとなりました。インタビューに協力してくださった世界の利用客の皆様をはじめ、新千歳空港の関係者の皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。