1日防災学校
9月20日(金)下記の時程のように「1日防災学校」を開催しました。防災こそ地域との繋がりが大切だと感じています。
1年次 | 2年次 | 3年次 | |
朝SHR | シェイクアウト訓練 | ||
1時間目 | 避難所運営ゲーム(Doはぐ) | 防災に関する教科授業 | 防災に関する教科授業 |
2時間目 | 避難所運営ゲーム(Doはぐ) | 防災に関する教科授業 | 防災に関する教科授業 |
3時間目 | 防災に関する教科授業 | 避難所体験プログラム | 演習「防災と減災」 |
4時間目 | 防災に関する教科授業 | 演習「防災と減災」 | 避難所体験プログラム |
5時間目 | 避難訓練→消火訓練・降下訓練・救難訓練 | ||
放課後 | 下校確認・保護者引渡訓練 |
これまで学校が行ってきた避難訓練だけでは、現在の様々な災害には太刀打ちできないという思いが私の中にありました。昨年の8月に仙台市で開催された「第72回全国高等学校PTA連合会大会 宮城大会」の際に、本校の加来PTA会長・生田総務部長(当時)とともに、石巻市震災遺構(門脇小学校)等にて災害に係る研修を深めてきました。
石巻市震災遺構 門脇小学校(令和5年8月撮影)
門脇小学校の火災痕はこの写真からも理解できると思いますが、実は学校内部から出火したのではなく、津波で流されてきた火災民家から燃え移ったものであることを知りました。門脇小学校は津波火災による被災状況を残す全国で唯一の震災遺構です。平時における訓練の重要性、避難の在り方、生命の尊さや自然との共存の意味を改めて知らされました。同時に「1日防災学校」の企画・立案をこのときから始め、この度、各関係機関との連携により実施することが出来ました。
ここ千歳市では津波被害は考えづらいものの、2018年9月、胆振地方中東部を震央とする「平成30年北海道胆振東部地震」があったばかりです。震度7の観測は全国で6例目、北海道では初めてでした。
災害等には事前対応の段階から「繋がること」がとても大切だと考えています。自衛隊のまちと称される千歳市ですから、自衛隊千歳基地はもちろん、千歳市防災・危機対策係、千歳市消防本部、石狩振興局危機対策室の各関係機関にご協力とご支援をいただきました。また、高等学校では珍しい取組といえる「保護者引渡訓練」も行い、各年次あわせて50名以上の保護者の皆様にご協力をいただきました。改めまして「1日防災学校」にご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。次年度以降も課題点を改めながら開催いたしますので、よろしくお願いいたします。
なお「1日防災学校」の詳細は、ホームページ「千歳北陽Topics(9/25付け)」をご覧くだされば幸いです。
避難所運営ゲーム(石狩振興局危機対策室)のようす
避難所体験プログラム(千歳市防災・危機対策係)のようす
消火訓練(千歳市消防本部)のようす
降下訓練(千歳市消防本部)のようす
救難訓練(陸上自衛隊千歳基地)のようす
保護者引渡訓練のようす
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